強欲資本主義と民主主義2005年から2009年までの上場廃止企業は609社

帝国データバンクは17日、2009年の上場廃止企業数が戦後最多の163社に上ったとの調査結果を発表した。理由の多くは親会社による完全子会社化や第三者によるM&Aなどで、経営環境の変化に伴って事業再編を進める企業が多かった。
(日本経済新聞2009年12月18日4面)

【CFOならこう読む】

2005年から2009年までの上場廃止企業は609社。うち2009年が163社で戦後最多とのことです。

「市場別 にみると、「東証1部」の208社が最高で、以下「ジャスダック」の177社、「東証2部」の89社が続く」(帝国データバンク 上場廃止企業実態調査 )

「上場廃止理由では、「完全子会社化」が369社と突出し最多となった。以下、「株式の全部取得」の100社と続く」(前掲レポート)

やはり時代は親子上場解消の方向に向かっているのですね。

【リンク】

「特別企画:2009 年上場廃止企業実態調査」帝国データバンク[PDF]