原油1年3ヶ月ぶり高値

原油価格が再び騰勢を強めている。ニューヨーク原油先物相場は4日に1バレル81ドル台を付け、終値で1年3ヶ月ぶりの高値を付けた。世界的な景気回復期待が背景にあり、金、穀物など商品相場にマネーが流入している。
(日本経済新聞2010年1月6日 3面)

【CFOならこう読む】

「ニューヨーク市場のWTI原油の4日終値は昨年12月31日と比べて2.15ドル高い1バレル81.51ドル。8営業日連続で上昇した。5日の時間外取引でも一時、82ドル近くまで上げた」
(前掲紙)

 

WTI原油先物価格チャートより

「金や穀物など主要な商品も軒並み上昇。国際商品の総合的な値動きを示すロイター・ジェフリーズCRB指数は4日、前日比5.96ポイント高の289.34と1年3ヶ月ぶりの高水準となった」(前掲紙)

世界的な景気回復期待というより、金融緩和によりマネーがまたもやだぶついているのでしょう。投機マネーは新たなバブルを生みます。

CFOとしてはヘッジの見直しを行う必要があるかも知れません。

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