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アステラス、米バイオベンチャー買収断念

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アステラス、米社買収を断念 同業の合意額を上回れず

アステラス製薬は16日、米バイオベンチャー、CVセラピューティクス(カリフォルニア州)の買収を断念したと発表した。今月26日を期日にCV株式の公開買い付け(TOB)を実施していたが、同12日に米製薬会社がアステラスの買い付け価格(1株16ドル)を上回る同20ドルでCVを買収することでCV取締役会と合意したことを受け、TOBを取り下げる。
NIKKEI NET 2009年3月18日

【CFOならこう読む】

米アステラス製薬は、2月27日に米バイオベンチャー、CV Therapeutics株式の敵対的TOBを開始しましたが、CV取締役会は買収価格が安いことを理由に、アステラスが昨年末行った買収提案を拒否していました。

Gilead Sciences, Inc.が、3月12日に、アステラスのTOB価格16ドルを上回る、1株あたり20ドルの現金を対価として同社を買収することに合意した旨公表されました。

アステラスがTOB価格を引き上げるかどうか対応が注目されましたが、「CV Therapeutics社より公表されたGilead Sciences, Inc.による買収価格の水準は当社の株主価値の向上に見合わないものと判断し、このたびCV Therapeutics社買収提案の終結を決定」(20090316プレスリリース)を決断しました。

アステラスの株価は、3月12日の公表を受け上昇、結果として、市場もアステラスの買収断念を後押しした形になっています。

20090318

【リンク】

2009年3月16日「米国医薬品会社CV Therapeutics社に対する買収提案終結に関するお知らせ」アステラス製薬

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