楽天、経団連退会へ

楽天は23日、経団連へ退会届けを同日付で提出したことを明らかにした。「方向性の違い」(三木谷浩史社長)が理由としている。電力会社の発送電分離に慎重な姿勢を示している経団連に、決別した形だ。
(日本経済新聞2011年6月24日5面)

【CFOならこう読む】

「三木谷社長はミニブログのツイッター上で5月27日、脱会の意向を示唆。「電力業界を保護しようとする姿勢が許さない」などとも書き込んでいた」
(前掲紙)

経団連は、重厚長大産業を中心とした古い日本企業の声を代弁する団体です。経団連が、民間の代表として、政策立案の仕組みの中に取り込まれている今の日本の仕組みが、望ましい姿であるとは思えません。

楽天には次の世代を担う新しい日本企業の声を、民主的に伝えるという点でリーダーシップを発揮してもらいたいと思います。

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