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東証AIM 1号案件主幹事社長インタビュー

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2009年6月の開設以来、上場実績がなかった東京証券取引所傘下のプロ向け市場(東証AIM)に、創薬ベンチャーのメビオファーム(東京・港、藤沢忠司社長)が上場申請した(7月15日上場予定)。上場審査を担当する主幹事に名乗りを上げたのはシンガポール系のフィリップ証券。下山均社長(みずほ証券出身)に、1号案件を手掛けた狙いなどを聞いた。
(日経ヴェリタス2011年6月26日15面)

【CFOならこう読む】

−リスクが高いとされる主幹事を引き受けた。
「当社の規模だと、私自ら上場を希望する企業を訪ね、トップと話す余裕がある。例えば私はメビオの社員ほぼ全員を知っている。藤沢社長とも、どれだけ話したか分からないぐらいだ。書面での審査ではなく、直接先方と対話するのでリスクが読みやすい。大手のように数字や報告書だけで判断すると、大丈夫かという議論になりがちだ」
(前掲紙)

2年ほど前に、私はAIMの「指定アドバイザー」について、次のような指摘を行いました(2009年7月9日エントリー「tokyo-aim初年度上場は4、5社」)。

「日本の将来を考えると、重要なのは、中小のベンチャー企業に直接金融の道を開くことです。そういう意味でTOKYO AIMに期待する部分は大きいのですが、それには従来の証券会社とは異なる、ここを専門とする「指定アドバイザー」の存在が絶対に必要ですが、今のところ手を挙げるところはないようです。」

TOKYO AIMの指定アドバイザー一覧は現在のところ次のようになっています。
TOKYO AIM 指定アドバイザー(J-Nomad)一覧

大和証券キャピタル・マーケッツ株式会社 http://www.jp.daiwacm.com/
日興コーディアル証券株式会社 http://www.nikko.co.jp/index.html
野村證券株式会社 http://www.nomura.co.jp/
フィリップ証券株式会社 http://www.phillip.co.jp/
みずほインベスターズ証券株式会社 https://www.mizuho-isec.co.jp/index.html
みずほ証券株式会社 http://www.mizuho-sc.com/
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 http://www.sc.mufg.jp/

不思議なことに、ついこの前まで記載がなかったフィリップ証券の名前がちゃんと載っています。まあそれはさておき、ここに聞いたことがないような証券会社の名前が並ぶようじゃなきゃTOKYO AIMは機能していかないと思います。

もちろん指定アドバイザーの承認審査を厳格に行う必要があるのは言うまでもありません。

【リンク】

なし

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