メビオファーム、AIM上場時の公募中止

東京証券取引所傘下のプロ向け市場「TOKYO AIM取引所」に上場を予定している創薬ベンチャーのメビオファームは7日、上場時の新株式発行を中止すると発表した。既存株主が売買できるように新規上場は予定通り15日行う。
(日本経済新聞2011年7月8日13面)

【CFOならこう読む】

新株式発行の中止の理由を会社は次のように説明しています。

「この度のブックビルディングの期間中、当社の製造に関する事業提携に関する基本合意が締結さ れ、また発行価格の決定前日の平成 23 年7月6日には中国の特定企業に対する当社の技術導出 (ライセンスアウト)に関わる契約が合意に達するに至りました。 これらの事象が発行価格の決定に与える影響を考慮し、当社の現状を適正に反映する形での価格 決定を行う必要があるものとの判断より、この度の新株式発行を中止することといたしました。」
「新株式発行の中止に関するお知らせ」メビオファーム株式会社 [PDF]

何だかよくわかりませんねぇ。

当座、資金調達の必要性がなくなったということでしょうか?

だったら上場延期すれば良いのに・・・。

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「新株式発行の中止に関するお知らせ」メビオファーム株式会社 [PDF]