日米独で長期金利低下

世界経済の減速懸念は、日米独の長期金利の低下要因にもなっている。5日の日本の債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが低下。一時約1週間ぶり
の低い水準である1.010%を付けた。
(日本経済新聞2011年9月6日4面)

【CFOならこう読む】

「「世界経済の失速に投資家の不安心理が強まった」(ドイツ証券の山下周チーフ金利ストラテジスト)ため、日米独で投資家が株式を売って国債を買う動きが強まった」
(前掲紙)。

米10年債利回りは1.99%、独10年債の利回りも1.9%前後と過去最低となっています。

日米国債は格下げされたばかりだし、ドイツ国債も引き下げがウワサされる中、ここまで買われる理由はないように思うのですが・・・。

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