米IT次のカリスマは?

米アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏が56歳で死去してから約2週間。「米国衰退の予兆だ」と喪失を嘆く声が続く一方、シリコンバレーでは”ポスト・ジョブズ”のIT業界の旗手は誰かに関心が集まる。人々の生活を変える魅力的な商品・サービスを提供し続けられるかが、最大の条件だ。
(日本経済新聞2011年10月19日6面)

【CFOならこう読む】

記事で取り上げられているのは、ソーシャル・ゲーム最大手の米ジンガのマーク・ピンカスCEO、アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾズCEO、グーグルのラリー・ペイジCEOの3人です(そういう意味では目新しさも、驚きもない記事です)。

日本ではどうか?

日本でも次世代のカリスマ経営者が現れる可能性が十分にあると思います。
ここ1~2年の間で私が出会った若い経営者にはそういうポテンシャルを感じる人がたくさんいます。

彼らの共通点は軽々と国境を超える点です。

海外へなかなか進出出来ない旧世代のIT経営者と異なり、彼らにとって市場は世界です。そしてそれを前提に人材の採用を進めているので、オフィスには多くの外国人がいます。

横浜ベイスターズのDeNAへの売却を審議するプロ野球のオーナー会議の方々は、そういう時代の
変化を感じておられないのだろうなぁ。

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