【M&A箴言集】アークス 横山社長

高校卒業後、炭坑に勤めた。石油普及をみて水産業への転身を目指し、大学へ進学する。だが水産商社2年目に新規事業のスーパーに出向。49歳で社長に就くと独自の低コスト・低価格販売で基盤を固め、この10年で7社を統合して頭角を現した。
(日本経済新聞2012年8月28日2面)

【CFOならこう読む】

「成長につながるM&Aは競合相手が秘訣を聞きに来るほどだが、答えはシンプル。「M&Aは『マインド&アグリーメント』。互いの悩みを心から理解すること」」
(前掲紙)

事前に徹底的に話をし、統合後の姿を共有することでディールをスムーズに進める。統合後も互いの悩みを理解し合うことで、企業文化の擦り合わせを短期間に実行する。

M&Aはとかく買い主の立場で進めがちですが、買われる立場から物事を進めることも重要であるということですね。

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