PGMのアコーディアに対する敵対的TOB不成立

ゴルフ場運営2位のPGMホールディングスが同首位のアコーディア・ゴルフに対して実施していた敵対的TOB(株式公開買い付け)が不成立となったことが分かった。応募株式の比率が買い付け予定の下限である20%にとどかなかったとみられる。
(日本経済新聞2013年1月18日9ページ)

【CFOならこう読む】

12月4日のエントリー「TOB開示資料分析】PGM・アコーディアー敵対的買収成るか?」及び
昨日のエントリー「投資会社レノ、アコーディア株買い増し」の続報です。

「最終日の17日、アコーディア株は一時、TOB価格(8万1000円)を上回る8万3800円まで上昇、終値は8万1100円だった。株主配分の強化を巡る思惑などもあり、応募株式が下限を下回ったようだ。」(前掲紙)

投資会社レノがホワイトナイトの役回りを担うことになったということでしょう。

TOBは不成立に終わりましたが、アコーディアはPGM との買付価格を含めた諸条件について交渉(PGM によ るデューディリジェンスの受け入れを含む)の場につくことを約束しており、今後の成り行きが注目されます。

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