日本の起業意識、世界最下位

日本の起業意識は世界で最も低い。世界の大学・研究機関でつくるグローバル・アントレプレナーシップ・モニター(GEM)が世界69ヶ国・地域で実施した2012年度版「起業家精神に関する調査」でこんな実態が浮き彫りになった。
(日本経済新聞2013年5月16日5ページ)

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「日本の調査を担当した経済産業省新規産業室は「日本は大企業が人材を抱えていることもあり、起業を身近なものとしてとらえにくい」と指摘する。国内は成熟してもアジアでのビジネス機会は多い。人材流動化を促すなど起業しやすい環境づくりや挑戦する風土を築くことが欠かせない」(前掲紙)

何たる問題意識のなさ。大企業をはじき飛ばされ、再就職もままならない中高年がいかに多いか知らないのでしょうか。

彼らが大きな不安なく起業できるような環境を整えることは国の仕事です。

例えば資金調達や会計やITなど起業のために必要な知識を低コストで教えてくれる職業訓練校は全然足りていないでしょう。

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