日本電産、車載モーター会社を100億円で買収

日本電産が三菱マテリアルの自動車用モーター子会社を買収することが25日分かった。国内外5カ所の工場を手に入れるとともに、デンソーなど自動車部品メーカーとの取引を引き継ぐ。買収額は100億円弱になる見通し。
(日本経済新聞2013年9月26日13ページ)

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「三菱マテリアルが保有する「三菱マテリアルシーエムアイ(静岡県裾野市)」の全株式を、日本電産子会社の日本電産サンキョーが12月末までに譲り受ける。三菱マテリアルシーエムアイの2013年3月期の売上高は約140億円で、営業利益は10億円前後のもよう。これにより日本電産の車載用モーターの売上高は従来より約2割多い1000億円超になる。」(前掲紙)

自動車関連メーカーとの取引を始めるには、諸々の認証を得るのに5年~10年の時間がかかります。
日本電産永守社長は、買収で「時間を買う」(前掲紙)と明言しています。

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