ラーメン代稼ぎ

創業間もないベンチャー企業が早期に「ラーメン代」、つまりメンバーの生活費を賄える程度の利益を稼ぐこと。利益を確保することで企業家のやる気が高まるうえ、資金集めの苦労も軽くなり、成功の可能性が高まるとの考え方。
(日経ヴェリタス2013年10月20日6ページ)

【CFOならこう読む】

「米シリコンバレーの著名ベンチャー投資家、ポール・グラハム氏が提唱し、日本のベンチャー企業家や投資家の間でも広まっている。同氏のエッセーでは「ramen profitable」と表現している。」(前掲紙)

ソフトウェアのベンチャー企業は低コストで運営できるので、最低限の生活費を賄えるだけの利益は比較的早期に稼ぐことができるし、そうなれば資金調達にあくせくしなくて良くなる、とポール・グラハム氏は言っているのです。

ちなみに「ramen profitable」はラーメン二郎で外食できるレベルではなく、家でインスタントラーメンを食すレベルを言っているのでお間違えなく。

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