手元資金の使途、CFO調査

将来の成長へ企業は前向きな資金の活用へ――。日本経済新聞社が主要上場企業の財務責任者を対象に実施した調査で、全体の5割超が手元の資金を設備投資に優先的に振り向けると答えた。研究開発やM&A(合併・買収)との回答も多く、成長投資を重視する姿勢が鮮明になった。
(日本経済新聞2013年11月22日3ページ )

【CFOならこう読む】

「調査では、優先度の高い2つを選ぶ形で資金の使い道を質問したところ、全体の53%が「設備投資」と回答した。生産能力の増強や効率化へ踏み出そうと考える企業が半数以上に達した。
(中略)
設備投資に次いで多かった回答が、「研究開発投資」の34%だ。「M&A」に振り向けるとの回答も26%あった。」(前掲紙)

賃上げと答えた会社は全体の7%にとどまったとのことです。
しかし設備投資も研究開発による事業化にもM&Aも人がいなければ成立しません。
雇用を伴うのです。そうして需要が多くなれば価格も上昇していくはずです。

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