今年は暖冬?

長雨が続いたり梅雨明けがはっきりしないなど最近の日本の天候不順は、今年6月に始まったとみられるエルニーニョ現象が一因との見方が専門家の間で有力だ。気象庁も10日、エルニーニョが冬まで続く可能性が高いと発表。天候不順が長引く恐れも出ている。
(日本経済新聞2009年8月11日3面)

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どうしたってビジネスは天候に左右されます。

特に仕掛かり期間が長いビジネスの場合、夏の間に冬の天候を読み、仕込みをする必要があり、見込みがはずれると大量の不良在庫を抱えることにもなりかねません。

記事によると、エルニーニョの影響で、今年の秋から冬にかけて気温が高めになると予想されるとのことです。

「エルニーニョは太平洋東部の赤道付近で海面水温が高くなり、逆に日本の南方海域などで低くなる現象。水温変化が大気の流れにも影響し、異常気象の引き金になる。

エルニーニョが続くと秋は北日本や東日本で平年より気温が高くなり、冬も北日本を除く広い範囲で暖冬になる傾向がある。」(前掲紙)

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