超長期利回り高止まり

債券市場で20年物や30年物などの超長期国債の利回りが高止まりしている。
(日本経済新聞2010年10月19日17面)

【CFOならこう読む】

「30年物の金利は8月に1.5%台をつけて以降、最近は1.8%~1.9%台で推移。
20年物は1.6%~1.7%台にある」(前掲紙)

10年債利回りは0.870%。超長期債との金利差は拡大傾向にあります。CFOとしては資本コストの計算上、無リスク金利にどちらを用いるか悩むところです。

超長期金利の上昇が、「将来のインフレ懸念」(前掲紙)によるものであるなら、プロジェクションにインフレを織り込む場合、超長期金利を用いるし、織り込まない
場合、長期金利を用いることになると思います。

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