キヤノン株主配分の総額3000億円、連結純利益を大幅に上回るー続き

20日の東京株式市場ではキヤノンの株価が4日ぶりに反落した。前日、2012年12月期配当を前期比10円増やすと発表。朝方に約2ヵ月ぶりの高値を付けたが、その後は利益確定不利に押され、前日比24円(1%)安の2793円で引けた。
(日本経済新聞2012年11月20日15面)

【CFOならこう読む】

昨日のニュースの続報です。

「だが、株主配分策への評価は高い。
「中期的な投資魅力は高い」(野村証券の和田木哲哉アナリスト)との指摘があった」」
(前掲紙)

昨日HPが8-10月期四半期の最終損益が68億ドルの赤字になったと発表しましたが、発表前から業績悪化懸念が取沙汰されていて、このあおりを受けた面もあったとのことです。

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