日本人ベンチャーに米VC出資相次ぐ

日本の起業家が米国で設立したベンチャー企業に、米国のベンチャーキャピタル(VC)が出資する事例が増えてきた。ビッグデータ分析やチケットのインターネット販売などを手掛ける企業が相次いで数億円規模の資金を獲得した。
(日本経済新聞2013年7月25日10ページ)

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主な実績は次の通りです。

会社 事業内容 出資VC 出資額
トレジャーデータ(カリフォルニア州) ビッグデータ分析 シエラベンチャーズ 500万ドル
ピーティックス(ニューヨーク州) チケットのネット販売 フィデリティ
ウィル(カリフォルニア州) 電動車いすメーカー 500スタートアップス

「各社は米国に本社を置く一方、日本にも子会社を設置。実績豊富な米VCから事業運営の助言も得ることで、日本国内の事業も加速させる」(前掲紙)

今後、各国による企業の立地競争が加速していくと思われます。
米国ではなく、日本にヒト、モノ、カネが集まるようにしていくのが、政治と行政の重要な役割になっていきます。

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