米 株公開6年ぶり高水準
米国の新規株式公開(IPO)が急回復している。2013年の新規上場による資金調達額は約600億ドル(6兆1800億円)と、金融危機前の07年以来6年ぶりの高水準。ツイッターなど新興ネット企業の大型上場のほか、ホテルチェーンのヒルトンの再上場など名門企業の復活も話題になった。
(日本経済新聞2013年12月18日7ページ )
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「査会社ディールロジックの12日時点の集計によれば、米国の新規上場による資金調達額は13年に約600億ドルとなり、前年の実績より約26%増えた。上場した企業数も225社にのぼり、金融危機前の07年(288社)以来の多さになった。」(前掲紙)
米市場の今年の主な上場銘柄
企業名 | 事業内容 | 調達額 |
プレーンズGPホールディングス | パイプライン運営 | 29億ドル |
ゾエティス | 動物向け医薬品 | 25億ドル |
ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス | ホテル運営 | 23億ドル |
ツイッター | インターネットサービス | 20億ドル |
アンテロ・リソーシズ | 天然ガス掘削 | 18億ドル |
(出所:前掲紙)
日本はというと、今年1~9月に新規上場企業が市場から調達した資金は約3300億円。
それでも2000年以来の水準ということです。
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