【お知らせ】論文掲載「米国内国歳入法83条の意義と機能 ーリストリクテッド・ストックを中心にー」

米国内国歳入法83条の意義と機能
ーリストリクテッド・ストックを中心にー
横浜法学第24巻第2・3号
2016年3月

平成28年度税制改正により、リストリクテッド・ストックを報酬として付与した場合の企業側の損金算入要件が法定されることとなったが、一方で被雇用者側の税務上の取扱いも含め明確にされていない点も多く残されています。米国では、リストリクテッド・ストックの課税問題を、多くの議論を経た後に1969年税制改正により立法された内国歳入法83条により解決しています。本論文は、今後の日本法への示唆を得るため、同法の立法の沿革及びその内容について取り纏めたものです。