GM、株式再上場計画を発表ー税制優遇論も浮上

米ゼネラル・モーターズ(GM)が3日、IPOの詳細を公表した。予定発行価格は1株当たり最高で29ドルと、米政府が公的資金を回収するのに必要な水準を3割下回る。18日に見込まれる取引開始へ向け市場の投資意欲の高さが当面の焦点となる。
(日本経済新聞2010年11月5日7面)

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今日は備忘記録です。

「3日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、GMが今後20年にわたり最大450億ドルもの税制優遇を受けられる可能性があると報じた。
旧GM時代の欠損金の繰越控除を認めるなど、本来なら新生GMには適用されない減税措置を政府が認めたという。税金負担が減ればGMの利益水準がかさ上げされ株価が上昇、政府の公的資金の回収が容易になる」
(前傾紙)

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