【資本政策詳解】ブレインパッド
ブレインバッドの株式上場の概要は次の通りです。
ブレインバッドは、2004年設立、データ解析技術(データマイニング)による経営支援を行っている企業です。
公募価格は2,200円、予想PER11.1倍という水準での株式公開となりました。22日にIPOしましたが、買い注文が殺到して売買が成立せず、公募価格の2.3倍となる5,060円まで気配値を切り上げて上場初日を終えています。
顧客の約8割が大企業(マクドナルド、博報堂等)で、1社当たりの売上の増加に伴い業績が拡大しています。
ブレインバッドの主な資本政策は (表2)の通りです。
VC型のIPOで、目論見書提出日現在で草野社長の持分割合が37%となっています。
従業員のインセンティブはストックオプション、従業員持株会、現物株によっています。