主要企業300社のCFOの見方

主要企業の財務責任者の約4割が2013年度中に増配を考え、株主への利益配分に積極的なことが分かった。新興国経済の変調など事業環境には不透明さも残るが、収益成長に自信を持つ経営者が多いことを示していそうだ。自社の株価水準については、相場が乱高下する中でも、約6割が「割安」と考えている。
(日本経済新聞2013年6月28日3ページ )

【CFOならこう読む】

「株主への今年度の利益配分方針について複数回答で尋ねたところ、「配当を増やす」との答えは38%にのぼった。「業績の進捗をみながら検討する」という企業も31%あり、成長が確認できれば株主配分を厚くする余地もあることを示唆した。」(前掲紙)

「M&A(合併・買収)を検討している」というCFOは27%、そのうち35%がM&Aの額を前年度より増やすと答えているということです。

【リンク】

なし