2009年3月期の想定為替レート

上場企業 今期5.8%減益 3月期経常益 自動車・鉄鋼減速響く

上場企業の2009年3月期の連結経常利益は前期比5.8%減る見通しだ。米景気の減速や資源高が響き、7期ぶりの減益となる。輸出企業の多くが想定為替レートを1ドル=100円と前期より大幅に円高・ドル安で見ていることも影響する。商社をはじめ増益予想の企業も全体の6割あるが、自動車や鉄鋼といった主力企業の不振が打ち消す構図が鮮明になった。
(日本経済新聞 2008年5月17日 1面)

【CFOならこう読む】

企業が業績の見通しや事業計画を決める際、前もって決めておく為替レートのことを想定為替レートと言います。3月からの急激な円高を受けて、トヨタ自動車は今期の為替レートを1ドル=100円と前期より円高に設定しました。中小企業の中には今年度の想定レートをまだ決めかねているところも少なくないと思われます。
主力輸出企業の想定為替レートは次の通りです。参考にしてください。

【リンク】

なし