新規上場銘柄の株価が堅調

新規上場銘柄の株価が堅調だ。11月以降、上場時の初値が公募・売り出し価格を上回る例が続く。最近の株高で個人投資家が買い意欲を高めているためだ。新規上場銘柄の値上がりが続けば、今後相次ぐ上場も無難に消化される公算が大きい。
(日本経済新聞2012年12月7日15面)

【CFOならこう読む】

「6日に上場した婚活サイト運営のIBJは、初値が公募価格を80%上回った。新規上場が活発になった11月半ば以降、初値が公募価格を上回るのは5社連続。上場から1年以内の銘柄の値動きを示す「QUICK IPOインデックス」も、足元は今年の高値圏にある。」

最大の雇用対策は、新規開業を増やすことです。
そのためには、IPO市場の復活が欠かせません。
少し良い兆しが見えてきましたが、まだまだです。

失敗したら後がないのが今の日本です。これではなかなか最初の一歩が踏み出せません。
失敗してもその経験を次ぎに活かせる、そんな社会に変わらないと次の時代を切り開くような新しい会社はなかなか日本からは生まれないように思います。

ここは政治のリーダーシップに期待したいところですが、我々ひとりひとりがリスクを取り、挑戦する人を称賛し尊敬する気持ちを持つことが何より大切です。

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