パナ、ソニー、シャープ、ユーロ安対策進む

外国為替相場のユーロ安を受け、欧州で薄型テレビなどを展開する電機大手がユーロの為替予約を進めている。パナソニックは2010年4〜9月期(上期)分を1ユーロ=125~128円程度で予約。ソニーやシャープも実勢より円安の120円台半ばで予約を済ませ、ユーロ安が上期の企業業績に与える悪影響は軽微となる。ただ今後も大幅な円高・ユーロ安が続けば、現地での製品値上げなどの対応を迫られかねない。
(日本経済新聞2010年6月26日15面)

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今日は備忘記録です。

2011年3月期の電機大手各社のユーロ安対応

シャープ パナソニック ソニー
対ユーロの想定レート 120円 125円 123円
4~9月分の為替予約状況 125〜128円程度 124円 123円程度
営業利益 2,500億円 1,600億円 1,200億円
(会社の今期予想) 対ユーロでの1円円高が営業利益に与える影響(同) ▲11億円 ▲70億円 ▲12億円
欧州地域の売上高比率(同) 10.3% 22.8% 13.2%

(前掲紙)

【リンク】

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