アイデア勝負で学生起業

スマートフォンなどで使う新しいネットサービス事業を、大学生が相次いで立ち上げている。アイデアさえあれば、資金が少なくても起業できるためだ。大学内で培われた技術を実用化する、いわゆる「大学発ベンチャー」とは異なる学生の起業に、大学や企業、公的機関は収益モデル作りなどで支援する仕組みを広げている。
(日本経済新聞2011年7月6日14面)

【CFOならこう読む】

「広がる大学発ベンチャーの特徴は大半がネットサービスである点。ただスマートフォン向けサービスは無償で提供されることが多く、収益モデル作りが課題だ。このため学生起業家を支援するプログラムも増えている」(前掲紙)

起業家支援よりもずっと大切なことがあります。それはリスクをとってチャレンジする人が尊敬されること。成功したら大きな称賛の声をもって讃えられること。失敗しても何度でもやり直しができること。日本人全員がそんな風に意識を変える必要があります。

出る杭は打たれるという社会では、企業家は決して育ちません。

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