マザーズ、2009年以来の9日続伸

新興株相場の戻りに弾みがついている。東日本大震災による業績への影響が小さいとみられるネット関連銘柄などが買われ、25日は東証マザーズ指数が9日続伸し、2009年5~6月以来の連騰を記録した。先行き不透明感から主力株の売買が見送られるなか、値動きの軽さに着目した個人の短期資金が新興市場株の戻りをけん引した。
(日本経済新聞2011年4月26日17面)

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「新興市場の上げが目立つ背景には震災の影響度の差がある。東証1部の自動車や電機など主力株は被災した拠点なども多く、今後の業績に与える影響も見通しにくい。反面、新興のネット関連株などは震災の影響が比較的軽微とみられており、「個人などが主力株の売買を避け、新興市場銘柄に資金を振り向ける動きが目立ち始めた」(土信田雅之マーケットアナリスト)」(前掲紙)

日経平均が最安値をつけた3月15日から昨日までの1ヶ月間の株価上昇率は、

マザーズ指数 28%弱
日経ジャスダック平均 18%弱
日経平均 12%

と新興市場の回復が鮮明となっています。

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