ソニー取締役会、米ファンド提案拒否
米大手ファンドのフォートレス・インベストメント・グループは1日までに、別のファンドが保有していたシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(千葉県浦安市)を約500億円で買収した。2006~08年の不動産のミニバブル時にファンドが高値で買収した後、大幅に値下がりした首都圏の大型優良物件に新たな資金が流入し始めている。
(日本経済新聞2013年8月2日13ページ)
【CFOならこう読む】
4月以降にファンドなどが物件を取得した主な事例は次の通りです。
物件名 | 買い主 | 購入額 |
神谷町セントラルプレイス(オフィスビル) | ヒューリック | 500億円 |
渋谷フラッグ(商業施設) | 森トラスト総合リート投資法人 | 320億円 |
赤坂ガーデンシティ(オフィスビル) | 米系ファンドとケネディクス | 300億円 |
ヒルトン東京ベイ(ホテル) | ジャパン・ホテル・リート投資法人 | 260億円 |
舞浜シェラトンホテル(ホテル) | フォートレス・インベストメント・グループ | 500億円 |
(出典:前掲紙)
「みずほ信託銀行系の都市未来総合研究所によると、2013年1月〜6月の不動産取引額は2兆3601億円と上半期ベースでは2008年(1兆7506億円)を上回り、2005年以降では最高になった」(前掲紙)
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