S&P、日本国債格付け見通し下げ

米格付け会社、S&Pは27日、日本国債の格付け見通しを現行の「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に変更したと発表した。
(日本経済新聞夕刊2011年4月27日1面)

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「S&Pは今後の見通しについては「政府のリーダーシップと財政再建策に関する政治的コンセンサスに大きく左右される」と指摘。「今後2年間に財政が現在の見通し以上に悪化した場合は、格下げとなる可能性がある」とした」(前掲紙)

日本国債の格付けは、ダブルAマイナスに据え置かれました。主要国の格付けは以下の通りです。米国AAA/ネガティブ、英国AAA/安定的、ドイツAAA/安定的、フランスAAA/安定的、カナダAAA/安定的格付けだけで言うともはや日本はこのグループには入っていません。

イタリアAプラス/安定的、スペインAA/ネガティブ

むしろこちらのグループです。

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