総合取引所の構想を盛り込んだ、改正金商法が成立

株式や商品などを一括して取引できる総合取引所の構想を盛り込んだ改正金融商品取引法が6日成立した。構想の実現は既存の取引所が合併に動くかどうかにかかっている。
(日本経済新聞2012年9月7日5面)

【CFOならこう読む】

「株式などと商品先物との間で税制上の損益通算ができないままでは、投資家の利便性は高まらない」
との声もある(前掲紙)

税制、監督官庁、異なる文化の擦り合わせ等、総合取引所の実現には超えなければならないハードルがたくさんありますが、早期の実現が望まれます。そのためには、役所が自らの省益に固執しないことが肝要です。

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