自社株買い、5半期ぶり増加(2010年4月~9月期)
株式相場の低迷などを受けて上場企業の自社株買いが膨らんできた。2010年度上期(4月~9月)の上場企業の自社株買いの実施額(普通株ベース)は2007年度下期以来、5半期ぶりに増加に転じた。低迷する株価にてこ入れの狙いがあるほか、業績改善で株主配分余力が増してきていることなどが背景にある。
(日本経済新聞2010年10月1日)
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今日は備忘記録です。
「4~8月は自社株買いの実施額が2990億円と前年同期を約1割下回って推移していた。ただ最近は、急激な円高の進行などで株式相場が軟調に推移。株価の低迷を受けて企業が自社株の取得枠を設定する動きが相次いだ。その結果、9月の実施額は815億円と前年同月の2.7倍に急増した」(前掲紙)
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