ヤオコー川野社長「人件費率は高くていい」
埼玉県を中心に千葉県や群馬県など首都圏で食品スーパー110店舗強を展開するヤオコーの2012年3月期は、連結経常利益が前期比8%増えて100億円の大台に
乗せる見通しだ。
(日経ヴェリタス2011年10月9日16面)
【CFOならこう読む】
今日は備忘記録です。
-増益を続けられる理由をどうみているか。
パートナー(パート)社員を中心とする現場のやる気を引き出すことを重視している。現場で優れたアイデアが出て、売り場の魅力が増し、店舗が活性化すればお客さんも楽しいと感じて、また来店してくれる。その結果、業績も改善し、配当の増加や株価の上昇といった形で、株主に報いることができる。
人件費が高いと言われるが、それでいい。スーパーとしては日本一の給料を支払いたいと思っている。経営目標を達成したら追加ボーナスを支払う。従業員が持てる能力を最大限発揮できる仕組みを大事にしている。
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