IASBアジア支部は東京に

IFRSをつくる国際会計基準審議会(IASB)の運営母体、IFRS財団は13日、IASBの初の海外拠点となるアジア・オセアニア地域の支部を東京に置く方針を固めた。今後IFRS導入が増える同地域での情報収集や意見調整の拠点とする。日本の会計関係者の間では、日本がアジア代表としてIASBへの意見発信を主導できるとの期待も出ている。
(日本経済新聞2010年10月14日15面)

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「日本はアジア・オセアニアの会計基準をつくる組織の集合体であるアジア・オセアニア基準設定主体グループ(AOSSG)の議長国。同地域での意見集約を主導し、IASBでの発言力強化を担う」(前掲紙)

世界に発信するだけでなく、リーダーシップを発揮し議論を引っ張っていくことを期待します。会計の世界に限らずいまの日本人に必要なのは世界でリーダーシップを発揮する気概を持つことだと思います。

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