イオン、仏社マレーシア事業買収

イオンは1日、仏カルフールのマレーシア事業を買収したと正式発表した。日本の流通大手では初めてアジアでM&Aを手がけ、伸長著しい同地域の内需を取り込む体制を整える。新興国を成長のエンジンに据える戦略は欧米大手に比べて遅れていた。日本の小売業がアジアで勝ち残れるかどうかの試金石となる。
(日本経済新聞2012年11月2日3面)

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「カルフールの現地法人の全株式を151億円で取得した。負債を含む買収総額は260億円。イオンの尾山長久アセアン事業最高経営責任者は同日、クアラルンプールで記者会見し「アジアへのシフトを推進する原動力とする」と話した。」(前掲紙)

成否はわかりませんが、日本企業の目指すべきはこの方向性であることは間違いありません。小売業に限らず、多くの日本企業が新興市場で活躍できる潜在能力を持っていると思うので、もっと果敢に貪欲に挑戦してもらいたいものです。

イオンに続け!!

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